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山陰海岸ジオパーク2009年10月17日

新温泉町浜坂にある山陰海岸のジオパーク(地質公園)について学習できる資料施設「山陰海岸ジオパーク館」に行って来ました。
ジオパークは地質学的に貴重な地層や地形を含む自然公園のことです。
施設は、浜辺の砂を集めており、泣き砂が何故泣くか等を顕微鏡や体験によって学習出来ます。また、時代経過が確認できる岩石等が展示されています。

Q質問
Q1.砂は何故泣くか
Q2.浜辺の石は何故平たいか
Q3.昔海底であったのは、香住海岸かハチ北か。

A答え
A1.硬いガラス素材の含有量が多いと泣く。
A2.砂がやすりの役目をしており、波と共に石が動き、すり減るため。
A3.香住海岸の足跡化石は日本海が海になる前の淡水湖の時のもの。その後、次第に湖が亀裂して日本海になったようです。ここハチ北周辺にも化石がありますが、海の貝類であり、昔は海底から隆起した所のようです

色々な説明を受け、目からウロコでした。


山陰海岸は日本ジオパークに認定されました。今度は世界ジオパークに向けた取り組みを行っています。
兵庫県、京都府、鳥取県の山陰海岸一帯は奇岩等多彩な自然が一杯で遊覧船から眺める光景は素晴らしいです。
豊岡市の玄武洞、香美町の鎧の袖、鳥取砂丘など山陰地方は観光資源の宝庫です。
新温泉にある山陰ジオパーク館の体験コーナー
(ハチ北から約40分) 
 石に貼られた絵手紙 

 ハチ北 よなごや
http://www.ne.jp/asahi/tajima/yonagoya/index.htm