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ハチ北の春2010年04月29日

ハチ北のゲレンデ北壁には、まだ残雪が残っています。
今年は雪が少なく春が来るのが早かったのですが、いつまでも寒い感じがします。
ハチ北のゲレンデ周辺を散策しました。

この先の右手にある湿地帯にはミズバショウが開花していました。

春のゲレンデ

ミズバショウの花が満開でした。

ハチ北のミズバショウ

              連休中が見納めかもしれません。

湿原のミズバショウ

ミズバショウの近くには、湿原地帯があります。
地元の人たちの手で木道を整備しています。
ここは、貴重な植物の宝庫です。カモも遊びに来てました。

昔、この大沼に大蛇が住んでおり、旅行く人を飲み込んでいたので、お坊さんが知恵を出し、火薬の入った人形を作って、飲み込ませました。
大蛇は爆発し八つに分かれたそうです。
近くには鉢伏(はちぶせ)山、隣接県に八頭郡など、八にちなんだ名前があります。


湿原の木道



標高1221mのハチ北の山頂には残雪があります。

  沼地から湿原へ
        湿原から草原へと自然界は変化するようです。

               大沼湿原は梅雨時期は水がたまります。


湿原と鉢伏山


湿原の横はハチ北高原のゲレンデです。スイセンの花が満開です。

ゲレンデのスイセン

ハチ北から車で5分走ると、平成6年に全国植樹祭で天皇皇后両陛下がお越しになった兎和野高原(うわのこうげん)に到着します。

そこには、兎和野にはカツラの木があります。
カツラの木の根元からは、こんこんと水が湧き出ており、田んぼや、人々の生活を支えています。

先日、山旅関係の旅行者の方々がお越しになられましたが、この木の根から湧き出る水の様子に感動されておられました。

地元にいれば普通の風景としが思わないのですが、はじめて見る方は驚き感動するものだと、あらためて気づかされました。

兎和野のカツラの木

カツラの木は地表に根が張り巡らされているため、地下水を根に集め水が湧き出るようです。

とんぼ発見



季節はずれのトンボを発見しました(寒そうでした)。

木の殿堂

平成6年全国植樹祭の開催に合わせて建設された「木の殿堂」です。
有名な建築家の安藤忠雄さんが設計されました。
入場無料です。

森の小道

内部にも木が使われており森の中に木漏れ日がさすような感じです。
森の小道を散策した気分になります。
ハイビジョンシアターや組木教室(材料費有料)が行われます。
また、定期的に絵画展や木彫展が催されます。

近くには但馬高原植物園もありますので、春の散策にお越し下さい。

ハチ北高原スキー場 よなごや(米子屋)HP
http://www.ne.jp/asahi/tajima/yonagoya/index.htm