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仏式の地鎮祭2009年11月07日

仏式での地鎮祭に立ち会いました。


整地された土地に穴を堀り、
木に取り付けた色の付いたお札を
北側に玄武(黒色)、
東に青龍(青色)、
西に白虎(白色)、
南は朱雀(赤色)のお札を打ち込みます。

中央には不動明王様のお札を置きます。


塩や酒を入れて清めます。ここでの営みが繁栄するようにと、米を入れます。
また、動物など自然界とのつながりを良くし、摩擦を少なくするために油も入れました。

地鎮祭は、工事の安全だけでなく、自然界の土地を人間が暫く借りるための儀式です。

そこには、動物が暮らし植物が育っていく場所であった所かも知れません。

人間が勝手に占拠するのではなく、
一時的にお借りするという謙虚な姿勢でお伺いをたてて、
使用させて頂くための儀式のようです。

決して人間だけが自由にして良いものでなく、敬意を表し、神仏に祈願して、
数十年間平穏無事に物事が運べるようお願いする大変意義深い式であることを学びました。


法力を持つ新温泉の観音山円通殿「相応峰寺」の小川住職 
ハチ北 よなごや
http://www.ne.jp/asahi/tajima/yonagoya/index.htm

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